Home > ブログ > 症例 > インプラント症例 > ストーローマン最新型インプラントBLT埋入。

ストーローマン最新型インプラントBLT埋入。

今日のオペは、右下の5,7番部位への埋入ですが、埋入部位の骨が十分にある、ありずぎるケースです。

骨の固さはClass2~3で標準的、幅も深さも十分にありますが、嚙合わさる上の奥歯との間の隙間が狭く、歯を作るのに苦労しそうなケースでした。

それで、歯槽頂つまり上の方の骨をマイセルとマレットで削除して、歯槽骨の高さを低くすることで、歯を入れるスペースを確保しました。

使用したインプラントは、ストローマンボーンレベルテーパードという最も新しいラインナップのインプラントです。

ドリルの形状が良いために、ドリリングがとてもしやすく初期固定も抜群です。

骨縁埋入タイプで、プラットフォームシフト機構のため、ヒーリングアバットメントを装着しても1回法での縫合が歯肉のトリミングなしに簡単に済みます。

つまり、手術時間が短縮できて術者の疲労も少ないです。

最近、お気に入りのインプラントです!

DSC_5349

右下の5,7部位のインプラントブリッジ予定ですが、ワーキングスペースが少ないです。

小柳術前

埋入部位の3D CTシミュレーション画像です。

DSC_5352

骨隆起も含めて、不要な骨を削除しました。

DSC_5354

埋入部位をフラットにした上で、ドリリングしていきますが、ドリルにもテーパーがついていますので、非常にスムーズに形成できます。

DSC_5358

使用したBLT(Bone Level Tapered)のSLActiveです。

DSC_5359

BLTが埋入されたところです。

小柳_柔20160318_21118

術後のパノラマレントゲンです。