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セレックガイドでのストローマンインプラントガイデッドサージェリー

 長いタイトルになりましたが、院内のCAD/CAMシステムで制作したサージカルガイドを使って、ストローマンインプラントのガイデッドサージェリーでインプラントの埋入を行いました。

このサージカルガイドは、セレックガイドと言って今年の11月からやっと国内で発売された画期的なガイドサージェリーのシステムです。

まず、スキャンステントを付けた状態でCTを撮影し、お口の中をセレックのスキャナーで画像撮影します。

セレックでバーチャルワックスアップを行い、その3次元画像をギャラクシスというプランニングソフトにインポートしてCTの3次元画像と重ね合わせます。

それを用いて、インプラントのポジションをプランニングします。今度は、そのデータを再びセレックへインポートしてサージカルガイドを削り出します。

あとは、ガイドを用いてドリリングしてインプラントを埋入するだけです。

オペまでに少し手間がかかりますが、オペの時はほとんど頭を使わずにストレスなく短時間で低侵襲で正確なオペができます。

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オペに使用するセレックガイドとドリルキー

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 2.2mm,2.8mm,3.5mmのドリルを順番に入れ替えていくだけです。

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  インプラント体は、ストローマンSLActive.

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オペ直後の口腔内所見ですが、外科手術後とは思えません。

 Tokumitsu after

 
オペ後のCTですが、上顎洞底までの骨を有効に使って正確な位置に埋入できます。