京都でICCMO国際学会を開催しました。
先月になりますが、第18回のICCMO国際学会を京都のグランドプリンスホテルで開催してきました。
ICCMO学会(http://occlusiontmjauthority.com/)は、International Collage of Cranino Mandibular Orthopedicsの略で日本語で言うと国際顎頭蓋機能学会で、いずれにしても難しくピンとこない学会名ですね。
わかりやすく言うと、下あごの位置を頭に対して正しく位置づけることで良いかみ合わせを作ります、という学会です。
それにより、頭痛や顎関節症、さまざまな不定愁訴で悩んでおられる方を救っていきましょう、という理念のもとに研鑽を積んでいる歯科医師や歯科技工士のグループです。
世界に9つの支部があり、日本はアメリカに次いで2番目に大きな支部です。
2年に1回、北米、ヨーロッパ、日本で持ち回りの国際学会を行っていて、今年は日本がホスト国だったので、私が実行委員長となってアメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、ロシア、アルゼンチン、インド、カナダ、などの世界中から多くの会員が京都に集まってきました。
2日間で30以上の演題で参加者の海外会員の方とも積極的な意見交換ができて、有意義な学会となりました。
学会の1日目の最後には、認定医の授与式も厳かに行われて、日本からも3名のフェロー(認定医)が誕生しました。
また、学会の終了後には、京都の高瀬川二条がんこ店で懐石料理のパーティーを行い、海外の参加者たちと楽しく盛り上がりました!
2年後は、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われる予定ですので、今から貯金をして参加したいと思います。