スイスベルン大学インプラント科の研修受講してきました。
少し早い夏休みをいただいて、先週の初めからスイスのベルン大学の卒後研修であるCCDE(Center for Continuous Dental Education)の3日間マスターコースを受講してきました。
今回受講したCCDEマスターコースは、インプラントの治療において骨が足りないいろんな場合について、いかに安全、確実にスピーディーに増骨してインプラント治療を成功に導くかというのがテーマのコースでした。
朝の8時半から夕方の6時ごろまで、15のセミナーと6つのライブオペにハンズオン(実習)を含む充実した内容でした。
日本からは、私のほかに千葉県の先生が一人参加されていましたが、他はオーストラリア、カナダ、アメリカ、ルクセンブルク、イギリス、サウジアラビア、フランス、セルビア、ロシア、チリ、スペイン、イタリア、スイス、ベルギー、アラブ首長国連合、チェコ、ドイツ、エジプトなど世界中の20か国から50名以上の歯科医師が参加していました。
ベルン大学の卒後研修は世界トップのインプラント専門医のDr. Buserがディレクターを務め、講義とライブオペをこなし、他の充実した講師陣が魅力です。
今回も臨床研究に裏打ちされた最新の治療法を学んでくることができましたので、早速池田歯科のインプラント治療に応用していきます。
コースを受講した後は、イタリアのフィレンツェへ足を延ばし、3日間の観光をさせていただきましたので、10日間ほど診療をお休みさせていただきましたが、受講の成果が患者様の治療へ反映されていく事が今後の楽しみでもあります。
今年で4回目になるベルン大学歯学部病院です。ベルン中央駅からトラムで2駅の便利なところにあります。
コース主任のブーザー教授は、世界的に最も有名なインプラント医です!
ハンズオンを行う実習室は、最新設備で素晴らしい環境でした。
このような模型を使って、インプラントの埋入実習をします。
ベルンでのコース終了後は、フィレンツェ観光で美術館や教会をみてきました。
写真はウフィツィ美術館のダビデ像です。