ITI インプラント学会ワールドシンポジウム(スイスバーゼル)参加してきました!
このゴールデンウィークの期間を利用して、5月4~6日にスイスのバーゼルで開かれたITIインプラント学会のワールドシンポジウムに参加してきました。
世界で最も充実しているインプラント学会であるITIが3~4年ごとに開いている世界大会で、年々参加者も増加しており今年は過去最大の4,800人の歯科医師が世界41か国から参加しました。
講演は、すべて英語でなされましたが、メイン会場の講演については日本語を含め9か国語で同時通訳され、規模の大きさと学会の充実ぶりを感じられました。
このような、国際的なインプラント学会のフェロー会員として学会の運営に多少なりともかかわれることを誇りにも思える学会となりました。
学会のテーマは、「Key factors for long-term success」とされ、長期的に良好な予後を得るための要件についての討議がなされました。
具体的には、インプラントの経過不良の原因の調査に始まり、それらを生み出す原因と対策について、また治療法や補綴法の今後の新しい方向性とデジタル化による恩恵、また新開発のインプラント素材、されには超高齢化社会におけるインプラントの予後とその対策についても各研究者が知見を紹介されました。
ちょうどゴールデンウィークでもありましたので、4月29日から出国して学会前の3日間をスイス観光をしてきました。
チューリッヒ空港で入国して、その日は隣町のバーデンへ1日観光、その後2日はグリンデルワルドに滞在して、スイスアルプスをまじかでみながらハイキング、ケーブルカーで映画007のロケが行われたことで有名なシルトホルン展望台へも行ってきました。
これからしばらくは海外の予定はありませんので、学会で入手してきた情報を池田歯科の臨床に生かすことを考えていきたいと思います。
学会の登録会場の雰囲気ですが、センスがありますね。歯科衛生士の家内も一緒に参加しました。
展示会場の様子ですが、参加者でごったがえしています。
ITI学会のフェロー会員でのパーティーがクラシックカー博物館を貸切で行われました。
グリンデルワルドの町からスイスアルプスをバックに記念撮影!