歯周病について
こんにちは、今回は、歯科衛生士の池田が担当します。
最近、だんだんと、寒さが増してきましたね。木々も、色づき始めましたね。
私は、11月3日に、祖母と両親と、今話題の九重の“夢”大吊橋に行ってきました。
朝9時には、到着したのですが、すでに長蛇の列すがに、日本一の吊り橋だなと思いました。
まだ、紅葉には、少し早いものの、迫力はすごいものがありました。
これから、紅葉のベストシーズンにもなりますし、行ってみる価値はありますよ。
それでは、今回私は、歯周病についてお話ししたいと思います。
歯は歯ぐき(歯肉)とその内側にある骨(歯槽骨)で支えられ、歯と歯は膜(歯根膜)でつながっています。
歯周病は、こういった歯周組織が炎症を起こして進行していきます。
炎症を起こす最大の原因は歯垢つまり『細菌の塊』です。歯の表面を触ると、ざらざらした感じがすること
があると思います。こするととれるやや黄色い物質です。
口の中には、約400種類の細菌がいて、歯垢1mg中の細菌は10億個とも言われてます。
この細菌が、歯と歯ぐきの間に入っていくと、毒素を出して歯ぐきを刺激し、炎症を起こし、歯を溶かします。
歯周病については近年、動脈硬化や糖尿病などの全身疾患との関わりが深いと指摘されてきています。
なぜ、口の中で起こる歯周病が全身に影響を及ぼすかというと、口の中にたくさん走っている毛細血管から
体内に取り込まれて、悪さをするためと考えられてます。
歯周病のやっかいな点は、ほとんど痛みがなく、自覚せずに進行していってしまうことです。
その、歯周病を防ぐ手だては何かというと・・・、やはりまずは、歯磨きです。
ポイントは、①歯と歯ぐきの間を意識して磨く
②力を入れすぎて歯ぐきを傷つけないようにする
③時間は5~10分かけて磨く ということです。
池田歯科では、患者さん一人一人に合ったブラッシング方法をお伝えしています。
まずは、歯磨きで、お口の中をピカピカにしていきましょう