口臭について☆
こんにちは桜も色鮮やかに咲き誇り始め、いよいよ春の訪れですが皆さんはいかがおすごしでしょうか?衛生士の西です
先日、月に一度の院内勉強会で口臭の講習会をしました。資料作りなど、慣れないことにチャレンジしたので少し三月中旬からノイローゼになりかけてましたまぁ出来上がりの完成度はさておき・・・日頃の皆様からの質問にしっかりとお答えできるようにみんなで勉強できたかなと思いますでは早速、勉強会のお話しに・・・・今回私が興味を持ち、詳しく勉強したいなと思ったのが、口臭についてです。皆さんは「どうして口臭がするんだろう?」とか「私って口臭あるのかな?どうしたら防げるの?」などと疑問に思ったことってありませんか?口臭がするのには実はわけがあるんですまずは、口臭にも種類があるのでそのご紹介からします。
①生理的口臭・・・・・唾液が少ない時、起床時、空腹時、緊張時、ニンニクやアルコールの多摂取
②病的口臭・・・・・・・むし歯、歯周病、口内炎、不潔な入れ歯、胃がん、糖尿病、肝硬変
③心因性口臭・・・・・精神的、心理的に問題がある
では、どうして口臭がするのでしょうかそれは、原因になる物質のほとんどを細菌が作っているんです。いろんな物質を分解してガスを出すんですねそれが特有の臭いを発して口臭の原因になるというわけです
そして気をつけていただきたいのは、歯周病は口臭と大きく関わりがあるということですなおかつ、歯周病菌の多くはガスをせっせと作ることが分かっています。では、むし歯や歯垢(プラーク)は臭わないかというと、それ自体は臭いませんが歯垢が残ったままだと、歯ぐきが腫れていわゆる歯肉炎の状態になりますので口臭が出始めますので油断は禁物です
なんだか、不安になることばかりお話しましたが手遅れではありませんし、じゃあどうしたらいいのと思われた方もいらっしゃるでしょう心配要りませんよ!ここから予防のお話しをします
細菌が原因なら、その細菌を抑制すればいいんです主に、舌の後ろ(奥)部分の約3分の2が要注意なのでそこにたまった汚れを舌ブラシでとってあげればokですそれも、朝起きた時の食事前が一番効果があります一度お試しあれあまり強くゴシゴシはダメですよっあとは、よく市販さてれいるうがい薬(マウスウオッシュ)を併用することです。あとはやはりなんといっても毎日の歯みがきですねっしっかり歯磨きをして歯ぐきを健康に保つことですもちろん、歯周病の方は口臭を防げないかというとそうではありません歯医者さんで、歯周病を治す治療(歯石取りなど)をされれば大丈夫ですなので落ち込まずに
あと、食事面でいくと、アルカリ性の食べ物(緑黄色野菜や海藻類)を食べたり、よく噛んで食べること、ご飯のときは緑茶を飲んだり、朝食を必ず食べるといったことがあげられますすぐに取り入れやすいことばかりなので、今一度ご自身の生活習慣を見直されてみてはいかがでしょうか
まとめると、食生活の見直し、毎日の歯みがき、むし歯や歯周病の治療、舌みがき、うがい薬を使う・・・・・これらをするとバッチリ
しかし、口臭の原因が全てお口の中にあるというわけではありません全身的なことが原因の場合もありますので、その場合は医科へ紹介したりします。また、自分では口臭があると思っていても実際にはまったく問題がない場合があります。それは仮性口臭症といい、カウンセリングを行い、安心していただけます
なので、今、口臭がある方でも心配せずにデリケートなことですが、思い切ってスタッフに質問して下さいねなんなりとお答えします