ITIジャパンコングレス参加してきました!
週末に東京ミッドタウンで開催された国際的なインプラント学会であるITI(International Team of Implantology)の学会に参加してきました。
学会のトピックスはインプラント治療分野におけるデジタルソリューションということで、CTとプランニングソフト、コンピュータガイド手術、CAD/CAMを用いた補綴治療といった、ハイテク医療とその問題点についてが大部分を占めていました。
また印象深かったのは、インプラント治療の成功、失敗についての最も大きな要素は術者に依存しているというデータでした。
つまりどれだけ医療設備やテクノロジーが進歩しても、結局は術者技術レベルが向上しないと成功率も上がらないというわけです。
それだけに、ITI学会は、インプラントの研究、開発、教育のための国際的な機関として世界中にインプラントと関連分野における知識を発展、普及させる事を目標としていることにも納得がいきました。
私もこのITI学会の会員として、グローバルスタンダードなインプラント治療を学び、それを患者様へ広く提供できるようにITI学会の主催するコースへは積極的に参加するようにしています。
今年も9月には、スイスのベルン大学で開催されるマスターコースへ参加する予定ですが、そこでは今回の学会で発表された内容についてさらに深く個別に勉強してくるつもりです。