ベルン大学インプラント研修行ってきました!
今月の5,6,7日にスイスのベルン大学歯学部病院でおこなわれた審美インプラントの3日間マスターコースに参加してきました。
これは、ベルン大学が主宰するCenter for Continuing Dental Education(CCDE)と言われる歯科医師の卒後研修プログラムの一つです。
内容は、インプラント治療についての解剖学、CT画像診断、手術テクニックとライブオペ、審美補綴、予後不良例のリカバリーの仕方などかなりアドバンスな内容を3日間みっちり勉強することができました。
特にブーザー教授のライブオペは、3台のビデオカメラによる鮮明な映像が講義室の大スクリーンに映し出され、詳細な解説と相まってとてもわかりやすかったです。
講義室の大スクリーンにオペ室からの映像が中継されます。
参加者は、14か国51人の歯科医師が世界中から参加していましたが、日本人は私一人だけで、CCDEのインプラントコースに参加した初めての日本人ということでした。
コース1日目には、歓迎会のディナーがありました。
実はベルン大学のコースには昨年も参加していて、その時はITIというインプラントの学会が主宰するコースでしたが、今年のコースはベルン大学が主宰するよりレベルの高いコースでした。
また、今年はコース参加の前にユングフラウのWengenという町に2泊して、登山鉄道やケーブルカーに乗って、ユングフラウヨッホやシルトホルンの展望台へ観光もしてきました。
これはピラトゥスクルムへ上る世界一の傾斜を上る登山鉄道です。
スイスという国は凄いところで、標高3500mもある展望台へ鉄道が轢かれていて、誰でもスイスアルプスの山々や氷河の雄大な景色をまじかに見ることができます。
ユングフラウヨッホのスフィンクス展望台からの眺めです。
また、高級時計などの精密機械においても世界一ですから、当医院で使用しているスイス製のストローマンインプラントについても信頼のおけるシステムとして安心して使用しています。