夏の感染症
こんにちは、溝口真由子です。ドクターブログがはじまり、前回は副院長の日高先生のブログでした。今回は、溝口が担当しますのでよろしくお願いします。
お口に関連した話や医院で取り組んでいることなどをお話していきたいと思っています。
九州や中国地方を中心に「手足口病」という病気が流行ってします。この病気は、名前の通り手のひら・口の中・足のうらなどに2~3㎜の水包性発疹ができます。発熱はみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常ありません。ウイルスによる感染ですので、感染してから3~5日の潜伏期間後に水包性発疹があらわれます。乳幼児を中心に夏季に流行することがおおいです。(成人にもみられます。)特別な治療法はありませんが、感染が治るまで自宅で安静にします。飛沫や接触によって感染しますので、感染予防として手洗いとうがいが大事です。タオルの共有はしてはいけません。
直接、歯科治療に関係はありませんが、お口にも病気の症状がでますのでみなさん気をつけてください。