インカ帝国では〇〇が行われていました!!
こんにちは
副院長の日高です
夏休みも残りわずか!
学生のみなさんは「宿題」終わりましたか?
そろそろ、いや、もう追い込みですね
先日、福岡市博物館で開催されている
「インカ帝国展」マチュピチュ「発見」100年に行ってきました
文字も持たない民族だったとかで、現代に生きる私にとって
インカ帝国の生活は、まったく想像できません
ミイラも展示されているのですが、
表情がわかる! 眼がある!!
とてもミイラとは思えません、今にも動き出しそうな雰囲気でした
さらにびっくりなことにインカ帝国では手術が行われていたんだそうです
その場所が腕や足ではなく
なんと頭蓋骨!!
頭蓋骨の一部に穴をあけて何かしらの処置を行っていたんですって
会場には2~3人の頭蓋骨が展示されていて
そのうちの一つは切り開いた骨の断端が少し治癒しているという状態
手術のあとも、本人がしばらく生きていたという証拠ですと説明がありました
すごい、インカ帝国!!
どんな風に手術していたんでしょう!?
見ていた時に
「親知らずも抜いていたんだろうなー」と思ってしまった
自分が悲しい…(笑)
歯の治療とかどうだったんでしょう
ぜひみなさん
福岡市博物館へ行ってください
しかも時間がありません
9/1まで!!
詳細は
http://rkb.jp/inkaten/を参照してください
さて、親知らずの話をしていました
今回は歯ぐきに埋まっている親知らずの話です
つまり鏡でみたら
歯の「一部分しか見えていない」とか「まったく見えていない」という歯です
この場合
まずはレントゲン写真を撮ります
レントゲンで歯の萌え方をみて
「まっすぐ」萌えていれば、ほぼ通常の抜歯となにも変わりはありません
「ななめ」や「よこむき」に萌えていると歯をとるまでに時間がかかることが多いです
抜歯後も痛みが出易かったり、腫れが出たりと
「親知らず取ったのー?」と友人に言われたりする状況になりやすいです
「ななめ」や「よこむき」に萌えている歯の取りかたは
次回、説明しますね
では、親知らずの歯を「抜く」と判断するポイントは・・・・
①歯ぐきの炎症を起こす原因となっている
②虫歯になっている
③歯ブラシが届きにくい状態できれいに磨けず、虫歯や歯周病になりやすい
④「咬む」ことに参加していない
⑤矯正治療のため
などです
①②⑤の理由はわかりやすいと思います
③は①や②の状態になる前に予防的に取ってしまうというものです
④は
右の親知らずが上下、咬んでいるとします
何らかの理由で右上の親知らずを取りました
右下の親知らずは「咬む」べき相手である右上の歯がないので
「咬む」ことに参加しなくなります
咬む相手がいなくなった右下の親知らずは・・・
なんと!! 少しづつ「萌えて」いくのです
実は歯は咬む事でお互いの居場所を支えあっているのです
このバランスが崩れると、少しづつ移動し始めて
上の歯ぐきに当たるようになり、歯ぐきに傷ができるようになります
このようにならないために、先に抜いてしまうのです
わかっていただけましたか?
夏休みは残りわずか!
インカ帝国展も残りわずか!!
親知らずで悩まれている方
この夏、最後のチャンス!?になります
まずはご連絡くださいね