Home > ブログ > スタッフブログ > 歯科の保険制度

歯科の保険制度

こんちにはっ 歯科衛生士の松藤です。

梅雨入りして、雨も時々振っていますが、お天気の日は自転車で通勤しています。

博多区の家から病院までは、20分なのでそんなに遠くはないのですが、車生活の時は、きつそうな自転車で通勤なんて考えてもみませんでした。

やってみると、これが意外といい運動で、気分も良いです。

今まで見えてなかった景色にもふれる事が出来たりします。

P1030347      平和台付近

通勤途中にこのような景色があるなんて、恵まれているんだなぁ~と思います。毎日の事が、当たり前になっていますが、池田歯科でサンキューカードを書いているのもあり、毎日の当たり前と思っていた事に感謝するのでした。

さて今回から保険治療と自費治療の事を少し書いてみます。

虫歯の詰め物の種類の治療の説明をしていると、

よく、高い、もう少し安ければ・・・というお声をよく耳にします。

そうです。日本の健康保険は、病気の治療、痛みの解決、咬む機能には保険制度で国が7割負担してくれますが、審美的=見た目にきれいな完成度の高い良質な詰め物。には保険が適用されません。

昔は社会保険は被保険者だと1割負担でしたが、それが、2割負担になり、3割負担へとなりました。だんだん負担額が増えているのです。

それは、税収の割合に対して医療費が増えている背景があります。

1965年が医療費は年間1兆円でした。

2007年には医療費は34兆円にもなっています。これでは、医療費で税収のほとんどを使っている事になるのです。

 

全体をかぶせる歯だと、犬歯までは白い歯で出来ますが、

その、奥は、パラジウム金合金という銀色の歯です。

せめて、笑ったところまで白い歯に保険で認めてくれれば・・・と私も思います。

 

インターネットで見てみると、最近は、インプラントや自由診療の詰め物に適応する生命保険会社があるようです。

掛け金は年齢によりますが、1000〜2000円程度

保険金がおりる限度額は決まっていて、全額負担してもらえる内容ではありませんでした。

ちなみに、アメリカより日本の健康保険は素晴らしいそうです。先日もアメリカ在住の日本人の方が、歯の治療に来られました。根の治療だけで10万(アメリカ)も、歯石取り国によっては、1本約6000円かかるそうです。

日本での歯周病として初めての歯石取りは、初診料、レントゲン、歯茎の検査、保健指導、歯石取り上か下どちらかで、窓口の費用は2800円程度。

日本では保険適応されていない、セラミック冠は高いと言われていますが、国際平均が117,000円。フランスだと210,000円だそうです。

image

資料:歯科治療費の国際比較ブログ

東京医科歯科大学大学院医療経済学分野・・・川渕孝一先生の資料より

 

海外では、歯の治療は出来ませんねっ

ということは、結局のところ、早めに治療をして、虫歯や歯周病を再発しないようにしていけるのが

1番いいんでしょうねっ

また、次回は、このお話に続く内容をお伝えしようと思います。

少々固い内容でしたが、たまには真面目に書かせてもらいました(笑)

これからも、皆様の、歯の健康をお手伝いが出来るようにしますので、何でも聞いてくださいませ。

TOP