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歯周病と全身の関係

こんにちは歯科衛生士の吉武です。

今日は実は全身にも関係のある歯周病がテーマです。

お口の中で多くの方が悩まれているのは虫歯と歯周病だと思うのですが

実は歯周病はお口の中だけでなく全身の健康とも関係があります!

歯周病とは磨きの残しやプラークが原因で起こる細菌感染症ですが

他にも歯周病を助長させてしまうことがあります。

お口の中では、歯石や、適合の悪い詰め物や被せ物、強すぎる咬みあわせなどがあります。

全身的な要因としては、喫煙習慣や糖尿病、骨粗しょう症などの全身疾患、ストレス、肥満など沢山のものがあります。

その中でも代表的なものは糖尿病と喫煙習慣です。

糖尿病のコントロールが悪い人の場合は、歯肉の循環障害などにより歯周病が進行しやすくなります。

喫煙も白血球などの免疫機能低下、歯肉の血流低下などを起し、喫煙年数が長く、本数が多いほど歯周病が悪化すると考えられています。

図1図2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯周病が全身に及ぼす影響は歯周病の細菌の影響によって心疾患や脳血管障害、糖尿病などと多くあることが分かっています。

これらの危険性を少しでも減らすためにも歯周病の治療は早めに行う事が大事です。

 

参考文献:デンタルハイジーン2012MARCH