中切歯の隙間をダイレクトボンドで審美治療
今日は、久々に臨床の話題です。
中国からの九大留学生で建築関係の勉強をされている若い女性です。
中切歯間の隙間を気にされていて、当医院のホームページの治療例をご覧になり、自分にも同じような治療をしてほしいとのことで、来院されました。
日本語は、大変上手な方で、治療の説明やコミュニケーションにも全く問題がなかったので、ダイレクトボンドの手法で審美治療を行いました。
歯を削らない治療とはいえ、まったく健康な歯に手を加えるのは、勇気と覚悟がいります。
治療後に鏡を持ってもらって、お口を覗いてもらう瞬間で治療の成否が決まります。
その瞬間に「すっごーい」ニコッとしていただければ完勝ですが、お顔が曇れば学ぶ経験です。
今回は、にっこりしていただき、こちらもホッとしました!
使用する材料は、日本では未承認のドイツの製品ですが、とても使いやすく
色の馴染みも素晴らしいです。
さて、明後日の熊本城マラソンに向けてイメージトレーニングに入るようにします(^^♪
治療前の隙間の状態です。
ダイレクトボンド治療後の状態です。
クローズアップにもそこそこ耐えられますね。
使用した、ミエリス2というナノフィラーコンポジットです。