IRONMAN バッセルトン完走! 2017`12
『This is the spirit of IRONMAN, giving in your all and proving』#AnythingsPossible
全てを与えて証明する、これがアイアンマンの精神です #全ては可能
約3年前のことになりますが、IRONMAN バッセルトンを最終走者で完走しました。
最終走者での感想を知らせて!と言われていてそのままになっていましたが、先日あるきっかけで思い返すことになりあの時の事がよみがえりましたので、今頃ですがブログに書いています。
長文です(笑)ご興味のある方だけご覧になってください(笑)
元々体育会系という訳でもない(フルマラソンが走れるくらい、吹奏楽部でクラリネットを担当し、華道や茶道が好きな)私にとっては、壮絶過ぎた経験でしばらくは落ち着いて考えること
IRONMAN 無事に完走したよ!って言うのは簡単ですが、実際には辛く苦しく
最終走者ででも、何故完走出来たか。
スタートからゴールまで様々なことがありました。
まずはスイム3.8km!ドキドキしながら準備をしていると、海
スイムカットの代わりにビーチランをしてバイクのある場所に向か
ここからバイク180kmです!私の場合100kmを過ぎると疲
どの地点をバイクで走っていたか、人によってバイクの距離がバラ
結局私は170km走りました。
主人はずっと側で見守ってくれました。
バイクはなんとかクリアーして最後はフルマラソンが待っています
今思い返せば、私のペースに合わせてくれている主人は自分のペー
私はと言えば疲労で必死過ぎて、サポートしてくれている主人の気
そう言う感情をなんとか乗り越えていると、今度は吐き気が襲って
後半は吐くばかりで水分以外受け付けなくなり(日本のレースだと
どうしても完走したかった。神様がくれたチャンスを無にしたくな
あと少しだけど、このペースでは時間はない。そう思った時、脚が
脚はもつれるけれども、ゴールしたい!そして遂にゴールを目にして嬉しかったです。もう走
既に完走した仲間みんなが待っていてくれました。きちんとお礼を
これでめでたしめでたしのはずですが、ここからが大変でした。
最終走者だったので、早々に片付けがありあっと言う間に誰もいな
ずっと見守ってくれた主人を始め、最後まで待ってくれた仲間みん
翌朝…やはり食欲なく、寒気を感じて起きたのですが、素敵なプレ
ゼントがありました。
IRONMANバッセルトンのFBページがあるのですが、主人と私のゴールシーンが動画で流れていました。そこに書かれていたの は
『This is the spirit of IRONMAN, giving in your all and proving』#AnythingsPossible全てを与えて証明する、これがアイアンマンの精神です #全ては可能
泣けて来ました…
サメが出てスイムカット。山火事でバイクコースカット。
嘔吐と痙攣…翌朝は微熱…
数日は食欲不振…
でも私にとっては、神様からの贈り物のレースでした。
あの日たまたま私が時間も身体もギリギリの状態で完走したので、バッセルトントライアスロンのFBに出して頂きましたが、私より早くに完走した方々も一人一人長く苦しい1日の中で、みんなそれぞれの想い、ドラマがあったと思います。
あの日、どうしても完走する!という想いが強ければ成し遂げられるという、素晴らしい経験をしました。(辛さ苦しさを超えた後に…ですが(笑))
もう一つ、あの日の私の場合ですので、体調に応じては脱水症で倒れたり身体を壊してしまう可能性もあるので、完走はできなくても途中でリタイヤをする勇気も大切だと思います。
ゴールシーンの写真は疲れ果てて目が死んでいます(笑)
この後、更に嘔吐し脚全てが攣って1時間動けなくなるとは思いもせず…
主人もよくサポートしてくれたな…と思います。