上顎中切歯1本のジルコニアクラウン
上顎の中切歯1本の補綴は、審美的に最も難易度が高いと言われています。
特に周囲の歯がすべて天然歯で虫歯もないような健全な歯の場合は、1本の補綴物が周囲の歯列に色、形態、歯肉の健全性などすべてが調和していなければ、それが作り物の歯だとす…
CTグラフト+エムドゲインによる審美性向上のためのルートカバレッジ
右の中切歯の歯頸線(歯茎の高さのライン)が下がっていて、このまま2本の中切歯を再製すると右の中切歯が長くなってしまい、審美歯科の要件であるセントランスドミナンス(両中切歯は可能な限り左右対称であるべき)の基準が満たされません。
つまり、綺…
4年がかりの矯正+インプラント+審美修復のケースが終了!
4年ほど前に始めた治療でしたが、途中で上顎正中嚢胞が見つかり、大学病院で手術となりしばらく歯の治療ができなくなったことと、その後矯正治療で歯列を改善したり、歯周病も重度であったためにエムドゲインの再生手術を行ったり、インプラン…
フルジルコニア冠の使用始めます!
従来セラミック冠といえば、いわゆるメタルボンドと呼ばれ補強材として金属フレームの外側にポーセレンを焼き付けたものが、50年近くにわたって主流でしたが2005年に歯科用ジルコニア素材が日本でも認可され、その後は徐々に金属フレームの代わりに…
上顎6前歯のポーセレンラミネートベニア
この患者様は、歯の色が黄色いのを治したいとの希望でした。
エナメル質がかなり摩耗しているため、ホワイトニンングでは希望の白さが得られないのと、エナメル質の補強を兼ねてポーセレンラミネートベニアの修復を行いました。
治療前の6本の前歯の並…
上顎中切歯の隙間改善とホワイトニンング
この患者様は、上の中切歯に隙間があることと、この2本が他の前歯に比べて長すぎることが長年の悩みでした。
治療前の状態です。
上の前歯2本はすでに神経が死んでしまっているので、色も悪いです。
2本の中切歯には、歯冠延長術を顕微鏡のもと…