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インプラントで
先天性欠損に対応

歯列矯正と
インプラントで
先天性欠損に対応

かなり長くかかった患者様の治療が完了しました!

上顎側切歯が先天的に欠損していて、犬歯が側切歯の位置に萌出し、左側には乳歯が残存していて上顎前歯部が全体的に空隙がみられます。

40歳まで口元を見せずに生活してこられたのですが、患者さんのご紹介で当医院にご相談に来られました。

矯正とインプラントの併用で歯列を改善できることをお話ししたところ、ぜひ治療を受けてみたいとのことでした。

犬歯を遠心へ移動させ、側切歯の部位にインプラントができるだけのスペースを作るのですが、犬歯は最も歯根が長くて太いために所定の位置へ動かすのに大変でしたが、矯正用インプラントの力も借りて、何とかスペースを作ることができました。

スペースは約5mmと最小限必要な6mmに対して両側で0.5mmずつ不足しましたが、ピンポイントの埋入で何とか側切歯を入れることができました。

術後の状態には大変満足され、自信を持って笑うことができると喜んでいただきました!
  1. 治療前

    治療前の状態ですが、上の前歯がすきっぱで、向かって右上に乳歯が残っています。

    治療後

    見た目には天然の歯と見分けがつかないと思いますが、真ん中から2番目の歯は左右ともインプラントで支持されたジルコニアポーセレンの歯です。ホワイトニングもされたので、とてもきれいになりましたね!

    1. 治療中

      上の歯並びの矯正を開始します。真ん中の2本の中切歯は向かって右の方へ動かしていきます。

      治療中

      向かって右の犬歯は固定源に矯正用インプラントを用いて、後ろの方へ引っ張ります。

      1. インプラントの埋入後

        側切歯のスペースができて、インプラントの埋入が終わりました。

        治療後レントゲン写真

        治療後のレントゲンです。隣の歯にぶつからない様にインプラントの埋入ができています。

        担当医 池田正人先生
        主訴 歯列を改善したい
        期間 準備中
        費用 インプラント1本あたり:約40万~50万(税込)
        治療内容 インプラント治療
        治療に伴うリスク ・炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血
        ・インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要

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