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中度の歯周病の症状

中度の歯周病

中度の歯周病

中等度の歯周病では、軽度の歯周病の症状(歯ぐきの腫れ、歯磨き時の出血、若干の歯槽骨の吸収)が強くなります。歯周ポケットがさらに深くなり、歯根に歯石が付いてきます。歯ぐきは腫れ・出血や痛みを感じるので、歯磨きがしにくくなり、歯周病が進行していきます。そして歯周ポケットの中で化膿してくると歯と歯肉の境目からは膿が出でくるようになります。

中度の歯周病

口臭を感じるようになり、起床時に口の中の不快感を感じるようになります。歯を支える歯槽骨は1/2くらいまで溶けて吸収していきます。それによって歯がぐらぐらするようになり、歯が浮いたような感じがでてきます。また硬い食べものが噛みにくくなります。

中度の歯周病

レントゲン写真の歯槽骨の頂点に線を引いていますが、線は波をうったような状態になっています。写真の口腔内では炎症は部分的に認められます。そして全体的に歯肉が下がり、「すきま」ができています。歯根が少し見えてくるため、歯が長くなったような状態になっています。