歯周病セミナーを開催しました
こんにちは
副院長の日高です
閑話休題ということで
先日開催しました「歯周病セミナー」のお話です
昨年から池田歯科では
いろいろなセミナーを定期的に開催しています
今回は「歯周病」を「診断」と「治療」について
・難しい専門用語は一切使わず!!
・話を聞いて、絵(イラスト)・写真を見て理解できるように
お話をさせて頂きました
日頃、歯科医院では
どのように歯周病を「診断」して、「治療」を行っているか
みなさんご存知ですか?
「診断」には主に
「レントゲン写真」と「歯周基本検査」が必要です
レントゲン写真で歯を支える歯槽骨の確認を
検査で歯一本一本の炎症の進行程度を確認しています
これらの検査により
「初期歯周病」「中等度歯周病」「重度歯周病」と診断します
ちなみに
「初期歯周病」 :歯ぐきに炎症を認めるが歯槽骨に異常のないもの
「中等度歯周病」 :歯ぐきに炎症があり、部分的に歯槽骨がなくなっている
「重度歯周病」 :歯ぐきからの出血や膿を認め、歯が動くもの
という感じです
診断がついたら「治療」です
「治療」には主に
「セルフケア」「歯石除去」「歯周外科治療」です
「セルフケア」
日頃の歯磨き=ブラッシングのことです
現在このブログでお話している「ブラッシングの質!!」のことです
これができないと
私達がいろんな治療を行っても、良い結果につながらないのです
そこで、歯科衛生士による歯磨き指導を行っています
読んだついでにここもチェックしてください
連休のお知らせとブラッシングの「質」https://art-smile.com/doc_blog02/9973.html
ブラッシングの「質」!! ブラシの種類について https://art-smile.com/doc_blog02/10076.html
ブラッシングの「質」!! 持ち方と力加減 https://art-smile.com/doc_blog02/10128.html
そして「歯石除去」
実は歯石は2種類あります
歯と歯ぐきの境目から
歯の頭の方向(咬む部分)、「歯冠」といいますが、
歯冠部分についているものを「縁上歯石」
根の方向についているものを「縁下歯石」
この2種類の歯石を最低5回にわけて(保険治療のルールで)
取り除いていきます
歯石をとることで歯ぐきの腫れが改善していきます
さて、歯石をとっても改善しない重度歯周病では
外科的治療を行わざるをえません
そこで、行う治療が「歯周外科治療」です
「フラップオペ」とエムドゲインを使用した「再生治療」です
「フラップオペ」は保険の適応です
「再生治療」は保険外治療です
どちらも外科治療なので、麻酔を使用した状態で行います
このようなことをお話させて頂きました
それぞれの詳細は今後のブログの「ネタ」にしようかな…
以上、セミナー報告でした(笑)
あっ 閑話休題になってない……(笑)